報告書414(出来ていた事が出来なくなる不安)

こんばんは
同じ条件で成型作業をしているにも関わらず、不良が沢山出る時があります。
今日の成型作業はまさにそんな日でした。
成型したボールは特注の肉厚のボール。
温度、焼き時間、配合、回転等の条件は設定しているのに、(すでに何度もきちんと出来ている作業なのに)、
どうしても大量不良が発生。
そのまま作業を続ける訳にもいかないので、成型条件を最初から決め直す事になりました。
つまり温度も焼き時間も回転も全て組み合わせを変えて一回ごとに成型したボールの評価を行い、
作業の条件を詰めてい行く作業。
温度と焼き時間は有る程度決まりましたが、ボールがどうしても凹んでしまう。
切って中を見るとボールの肉厚の幅に1ミリ位の違いがありそれが凹みの原因。
ボールの肉厚を均一にするためにはひたすら回転数の調整を行い、厚みが同じになる回転数を発見しなければなりません。
今日は一日そのような事を行いましたが、ピッたしの回転数を見つける事は出来ませんでした。
この分だと、数日はこの作業のみになりそうです。

あまりに凹むのでボール盤で穴を開けてしまいました。
★★★
帰宅すると、お兄ちゃんが居間の端でごろ寝していました。
「そんな所で寝ると風邪ひくぞ!」と私。
「違うよ。今、思い出を出していたの!」とお兄ちゃん。
「思い出をだすの?どっから出してるの?」私。
「ムネからだすんだよ。」とお兄ちゃん。
「で、なんの思い出を出してたの?」と聞きましたが、
「ナイショ」との事でした。
思い出か、、、なんか羨ましいなぁ。
それでは、また。